日記一覧

妊娠中の旅行について

AdobeStock_152358712

今日は風が強い仙台でございます。
まだまだ寒いですが、少しずつ暖かい時間帯が長くなってまいりました。

さて
これからのシーズン、旅行について質問されることが増えるので少々書いておきましょう。

いわゆる「つわり」「悪阻」と呼ばれる症状が落ち着く妊娠16週ごろ以降はだいぶ過ごしやすくなりますね。これが「安定期」でございます。
流産しにくい時期、多少無理して動いても大丈夫な時期、と勘違いされてしまうことがしばしばあるようですが、ちょっと違います。妊娠初期の悪阻症状は個人差がありますが、気持ち悪くて食欲がない、起きてるだけでもしんどい、仕事いくのも億劫、外出なんてもってのほかという感じの方も少なくないと思います。妊娠16週ごろになると、胎盤がある程度できあがるために、嘔気などの不快な症状が軽くなることが多いです。これを「安定期」と呼びます。

気分転換に外出、さらにはちょっとした旅行に出かけるのもよいでしょう。
いつ頃までが旅行に適した時期なのか、という質問を受けることがあります。
一般的には妊娠30週頃までがよいと思います。


気を付けていただきたいことをいくつか書いておきますので参考にしていただければ幸いです。

以下、切迫流産や切迫早産などをはじめ医師から許可されない場合はもちろん除きます。

・ゆとりをもった旅行計画を立てましょう。
・GWやお盆、年末年始などの混雑ピーク時を避けて計画することもお勧めです。
・旅行直前に出血などトラブルが起きて急遽キャンセルとなることも想定して計画しましょう。
・旅行中に体調がすぐれない場合は速やかに産婦人科を受診したり医師に相談しましょう。
特に海外では、すぐ受診できる環境はなかなかありません。国によっては莫大な医療費が請求される場合もあります。事前に旅行中の医療サービスについては十分確認をしておきましょう。
・移動後はすぐに次の行動に移らず、水分補給や休憩をとりましょう。
・夫やパートナーの実家へ里帰りするときは、お互いに気を遣う場面が多くなりがちです。
横になって休むことなどとても難しいと思いますが、夫やパートナーに工夫してもらい
休めるように配慮してもらいましょう。
・長時間の歩行、長い階段や坂道の移動はできるだけ避けましょう。
・移動距離が長い場合はもちろん、途中で十分な休憩を取りましょう。
・自家用車や電車などでは、同じ姿勢で長時間過ごすと下肢静脈血栓症を生じるリスクが高くなるので
ときどき立ち上がることを忘れずに。足をくねくね動かすなども有効です。
・腰痛の予防のためいつも正しい姿勢を意識して過ごしましょう。
・飛行機の搭乗は妊娠36週頃までは可。ただし航空会社により診断書提出を求められることがある
・飛行機の座席の配慮をしてもらうために搭乗手続きは早めに済ませましょう。
・トイレはぜったいに我慢してはいけません。
・トイレに通わないように水分を摂らないのはもってのほかです。

T'sでは妊婦さんそれぞれに対応したお答えをしております。

2019年03月27日

骨盤位(逆子)の外回転

仙台はまだまだ雪が降ったりやんだりです。

 

今日は、妊娠37週に入った骨盤位の方に入院していただきました。
外回転術を実施するためです。

骨盤位の外回転は、条件が整っていれば外来でも実施することが可能です。
しかし、胎盤早期剥離など合併症の有無や、
術後の赤ちゃんのコンディションを観察するためには入院していただくことが望ましいです。

なんでもかんでも回せばいいというわけではありません。
条件がひとつでもクリアできなければ実施すべきではないとT'sでは考えています。
・子宮筋腫や腺筋症の有無(これは妊娠初期や非妊時でないとわからないこともあります)
・羊水量
・胎盤の位置
・臍帯巻絡の有無
・胎児発育の状況に問題がないかどうか
・胎児の姿勢に問題がないかどうか
これらの条件がクリアできているかどうかは最低限必要だと考えています。
そのうえで、たとえ成功しても外回転実施中や実施後に胎児機能不全や胎盤早期剥離を起こして
緊急帝王切開となる場合(リスク)があることを妊婦さんやご家族に理解していただく必要があります。

最近では県外からも「外回転をしてもらえないか?」との問い合わせをうけることがございます。
その際には上記の条件を観察させていただいたうえで判断します、とお答えしております。

今日も、帝王切開が行える準備をしたうえで外回転術を実施して無事成功しました。
あとは元気に生まれてくれることを祈るばかりです。

 

2018年02月19日

母乳はいつまで?

 T'sでお産をされたママから問い合わせのメールが届きました。
「ごはんを食べているので、徐々に母乳を減らしていきましょうね」
といったような内容を保健指導員から話されたがどうしたらよいか、という内容でした。


通常、赤ちゃんが生後5、6か月になったころを目安に補完食を与え始めます。
「離乳食」と呼ばずに「補完食」と呼びます。
この言葉すでに「答え」になっているかもしれません。
母乳だけでは足りない栄養素や食感を食餌で補う、という意味合いが含まれると思います。

補完食をしっかり食べていれば、母乳は減らす必要などまったくありません。
WHOでも母乳栄養は最低でもこどもが2歳になるまで続けるべき、と勧告しています。
お子様が欲しがるときに欲しがるだけ、
ぜひ母乳育児を継続していただきたいと思います。

中には、なかなか食餌に興味をもたずおっぱいを欲しがるお子様もいらっしゃいます。
そんなときは、お子様の食餌だけ別に作るのではなく、
パパとママが食べるモノと同じものを与えるようにしてみましょう。
献立はお子様が食べてよいものを考える必要があります。
パパやママが美味しそうに食べているのを見ると、
それに興味をもってを欲しがるようになります。

ぜひ母乳育児を永く楽しんでください。

2018年02月05日

大雪

IMG_3670

昨夜は全国的に雪だったようですが
仙台も久々の大雪でした。
今朝は5時半からの雪かきで、なんとか診療開始に間に合いました(^o^)


...でもまた降りそうな予感が...。
皆様、転倒などには十分気を付けてください。

 

2018年01月23日

お昼はサンドウィッチ

IMG_1673

突然ですが
コンビニ弁当を買う女子ってあまりみたことがありません。
純粋に「多い」からなのか「惹かれるお弁当がない」からなのか、
あるいは「ちょっとはずかしい(*ノωノ)...」という気持ちがはたらくのかわかりませんが
おにぎりやサンドウィッチなんかが好まれる印象があります。
どうしても時間がないときは仕方ないですね。
でも栄養面ではちょっと心配です。

もうひとつ
妊婦さんに宿題として書いていただくことがある「食事調査票」。
一生懸命仕事や家事、子育ての合間でもしっかり献立を考えているママがいる一方で
なかなか手ごわい方も多くいらっしゃいます。
たとえば昼食の内容が「うどん」と「おにぎり」さらにアイス。
運動部の高校生のような内容にはときどき驚かされます。

T'sの食事は目にも身体にも優しいメニューやレシピでご提供しております。
ぜひ参考になさってください。
今日のお昼はサンドウィッチでした。
鶏肉やごぼうが挟まっていてボリュームも噛み応えもあります。
副菜に野菜サラダとこれまた野菜たっぷりのスープ。
植物性タンパク質、せんい質、ビタミンの摂り方
盛り付けもちょっと一工夫で食卓が楽しくなります。
サプリで補うからいいや、的な考え方もあるでしょうけれど、
せっかく美味しくて比較的安全な食材が揃うニッポンに住んでいるわけですから
料理や食事をご家庭でもっと楽しんではいかがでしょうか。
スマホであれこれやっている間に、野菜を洗って切る程度のことは簡単にできそうです。
一度始めてみると結構楽しくなると思います。

2018年01月16日

大崎八幡宮

DSC01387


ということで、参拝して参りました。
夜の焚き上げの時間に行けないこともありますので
早朝参拝して神様やお札を納めて参りました。

 

2018年01月14日

1月14日

今日はT'sにとって大切な日です。


仙台では恒例の神事である「どんと祭」と呼ばれる松焚祭が各神社などで行われます。
今年も大崎八幡宮へ2017年の神様やお札などを納めに参ります。
そして祈ることはただひとつ

  すべての赤ちゃんが無事に、健康に生まれますように。

ママの安全や健康は元旦にお祈りしてきました。

生まれてくる生命は私たちの大切な未来。
未来を守るために、我々T'sがお手伝いできることは力を惜しみません。

2018年01月14日

4D

IMG_1667

平面画像...2Dでの赤ちゃんは小さいときにはわかりやすいのですが
大きくなると分かりづらいですね。
T'sの超音波検査では、赤ちゃんの向きにもよりますが比較的鮮明にみることができます。
赤ちゃんが動くのがママにはまだ伝わらない週数だったり

まったくイメージがわかない、なんていうママやご家族には
ぜひ4D(リアルタイム3Dが正しいでしょうか。いまのところ現実世界に4次元は存在しません)画像を見ていただきたいと思っております。
赤ちゃんはずーっと見ていたくなるくらい、かわいい仕草や表情を見せてくれます。
いつまでたっても、ママのおなかに赤ちゃんがいることが奇跡と思えてなりません。
異常がないかどうかを診るのが仕事ですので、あまり見とれているわけにはいきませんが
みなさんの赤ちゃんを拝見しているととても幸せな気持ちになります。
そして、
「お願いだからみんな元気に無事に生まれてきてね。」
そう願わずにはいられません。

週末は北日本で雪が降る予想だそうです。
寒くなりますので皆様体調管理に気を付けてお過ごしください。

2018年01月13日

風邪とウイルス

 仙台はまだまだ寒くなりそうです。
さて、インフルエンザをはじめ感冒症状がでることも多い季節です。
マスク着用や手洗い、うがいをしっかり行いましょう。
最近気になるのは、「抗菌薬」についてです。
俗に「抗生物質」と言われているアレです。
簡単に申し上げますと、
「むやみやたらに抗菌薬を服用しないこと!」
これが今日の結論です。

感冒(=かぜ)はくしゃみ鼻水、咳、発熱を主な症状とするウイルス感染症です。
「早く治るようにコウセイザイだしておきますね~」
もしかしたら以前はこんなオイシャサンがいたかもしれません。
しかし、繰り返しますが感冒はウイルス感染症です(※多くの場合)
抗菌薬を抗生物質と呼ばないのは「抗ウイルス薬」と混同しないでほしいからです。
抗菌薬はウイルスにはまったく効きません!!
なんでもかんでも抗菌薬を好む方が多い印象ですが、
服用すればするほどに、あなたの大切な身体に抗菌薬が効かない「薬剤耐性菌」を育ててしまうきっかけになるんです。
そしてご家族や周りにその薬剤耐性菌がどんどんはびこることになりかねません!
もし服用して感冒が早く治ったのならば、
それはあなたの免疫力がスバラシイということです。
どうか自信を持ってください。
感冒に罹患した際には、何よりも休息・安静と適切な栄養、さらに必要な水分摂取が大切です。

T'sレディースクリニックでは、細菌感染やマイコプラズマ感染が疑われる場合などを除いては感冒症状に対して抗菌薬処方をいたしません!(笑)

 

 

2018年01月08日

転倒

昨夜1月2日は少し大きい満月がみえる...はずでしたが生憎の曇り空。

そして雪が降っておりますね。

 

特に妊婦さんは滑って転倒しないようにくれぐれも気を付けてください。

特に22週以降、激しく転倒したり階段から滑って落ちたり交通事故に遭った際にはご一報ください。

羊水というそれはそれは素晴らしいクッションに包まれている赤ちゃんが直接ダメージを受けることはほとんどありません。

ところが転倒の衝撃で急激な子宮の収縮や血流の一時的な障害が起こると

胎盤がはがれてしまうことがあります。

しかも厄介なことに、転倒した直後ではなくしばらく時間を置いてから胎盤早期剥離を起こすことがあります。

ですからその時は胎動もあって「心配ないかな」と思っても

翌日、翌々日までは慎重に観察する必要があります。

 

何より転ばないことが大切です!

2018年01月03日

旧T's日記

これまでリンクしていたT's日記(JUGEM)はそのまましばらく残しますので懐かしんでください(笑)

http://tslc.jugem.jp/

2018年01月02日