骨盤位(逆子)の外回転

仙台はまだまだ雪が降ったりやんだりです。

 

今日は、妊娠37週に入った骨盤位の方に入院していただきました。
外回転術を実施するためです。

骨盤位の外回転は、条件が整っていれば外来でも実施することが可能です。
しかし、胎盤早期剥離など合併症の有無や、
術後の赤ちゃんのコンディションを観察するためには入院していただくことが望ましいです。

なんでもかんでも回せばいいというわけではありません。
条件がひとつでもクリアできなければ実施すべきではないとT'sでは考えています。
・子宮筋腫や腺筋症の有無(これは妊娠初期や非妊時でないとわからないこともあります)
・羊水量
・胎盤の位置
・臍帯巻絡の有無
・胎児発育の状況に問題がないかどうか
・胎児の姿勢に問題がないかどうか
これらの条件がクリアできているかどうかは最低限必要だと考えています。
そのうえで、たとえ成功しても外回転実施中や実施後に胎児機能不全や胎盤早期剥離を起こして
緊急帝王切開となる場合(リスク)があることを妊婦さんやご家族に理解していただく必要があります。

最近では県外からも「外回転をしてもらえないか?」との問い合わせをうけることがございます。
その際には上記の条件を観察させていただいたうえで判断します、とお答えしております。

今日も、帝王切開が行える準備をしたうえで外回転術を実施して無事成功しました。
あとは元気に生まれてくれることを祈るばかりです。

 

2018年02月19日